基準
AFP通信によると、
痩せ過ぎのモデルや、体形を極端に細く修正したモデルの画像が、
フランスで近く、若い世代を拒食症リスクのための規制が法制化されるようです。
今回施行された新たな法律は、フランス国内で活動するモデルに対し、
体格指数(BMI、身長と体重から算出される肥満度を測るための指標)が基準値未満ではなく、
全体的に健康であることを証明する医師の診断書の提出を義務付けている様です。
モデルの身体またはその一部に修正を施した画像は、
その旨を記した注意書を必須とする2番目の法律も施行されるとの事。
こうした法制化の目的は、痩せ過ぎリスクの高いモデルの健康を守るだけでなく、
達成できない美の観念の奨励を阻止し、若い世代の拒食症を防ぐ狙いもあると説明。
医師の診断書は2年間有効で、BMIの一般的な平均値(18.5〜24.9)を踏まえ、
BMIが18.5未満のモデルは痩せ過ぎで健康問題を抱えやすいと規定されるそうです。
基準を下回るモデルの雇用など、違反したモデル事務所などの雇用者には、
最高で禁錮6か月または約930万円の罰金を科せられる可能性があるとの事です。
拒食症などの摂食障害は15〜24歳の年齢層で交通事故に続いて2番目に多い死因みたいで、
痩せ過ぎモデルの規制は、スペインやイスラエル、イタリアでも実施されているとの事。
画像修正したモデルと言うのもなんだか悲しいですね。
単純に好みの問題だったものを、メディアが商業主義を持ち込んだお陰でこの残状です。
一律の強迫観念に捕らわれて、本能の中でも一番大切な
食事と言う生きる根源を拒否するのですから悲惨です。
健康的ではない痩せ方は、あまり美しくは無いと思います。
食べて、運動しましょう。
人生は楽しまなくっちゃ。